久しぶりの船旅です。
年末の休みを利用し仙台から名古屋まで、
ゆっくりと船旅を楽しみました。
仙台港12:50発~名古屋港10:30着
新幹線だと4時間かからない行程を
約22時間かけてゆっくりとした旅です。
今回の旅の目的は
「ほとんど何もせずにぼうっとすること」
そうは言っても普段できないことをやろうかと。
スマートホンに保存した仕事関係の新聞記事も精読でき、
年明けから本腰を入れなければならない懸案事項に関する頭の体操も進みました。
また、美しい日の出など、船旅を堪能しました。
太平洋フェリーは北海道の苫小牧と仙台そして名古屋を結ぶ航路を運航、
今回は仙台から名古屋まで乗船してきました。
仙台フェリーターミナルは仙台駅から約13kmの距離にありバスか仙石線でアクセスします。
ターミナル内には売店や食堂などもあります。
新しい「いしかり」は、東日本大震災の年である平成23年に就航しました。
そういえば震災後初めての太平洋フェリーを利用した船旅でした。
先代の「いしかり」には、子供が小さい頃や仕事で北海道に行った帰り、
また職場の同僚との楽しい旅などこれまで何回か乗っていたので
新しい「いしかり」初乗船の今回の旅は楽しみでした。
さすがに新しい船だけあって快適でした。
運動不足で太ってしまうことを省みなければ、1週間ぐらい生活してもといいなと思います。
今回利用したプランは、往復で3食がフルについている
「往復フェリー フルパック」
往復の乗船料に食事がフルについて20,000円。
通常の料金だとB寝台が8,800円で、
モーニングバイキングとランチバイキングが各1,000円、
ディナーバイキングが2,000円なので、
個別に求めるよりもかなりのお得感があります。
(8,800+1,000+1,000+2,000)×2=25,600円>今回20,000円
※平成28年10月6日現在
「往復フェリー フルパック」は「片道フルパック」となっています。
料金はB寝台 10,100円なので往復で20,200円です。
「いしかり」のB寝台は以前は、上段と下段が向かい合わせになっていて、
上段へは梯子で登るという具合でしたが発想の転換!!
上段と下段が、互い違いに隣の列と入れ子になっており、
以前のタイプに比べるとだいぶブライバシーが保てます。
特に窓際はお向かいさんがないため個室感覚です。
13番と14番の寝台です。
下段はお隣の列に
互い違いです。イメージは下図のとうりです
室内灯にはしっかりとコンセントもついています。
これまでのように携帯電話の充電のためにコンセントを探すことから解放されます。
難点がひとつ
ブラインドを完全に締めると、体温で室内が暑くなるので調整に苦労しました。
ブラインドのロックが、完全に締め切ったところ1箇所しかないのが、やや不便か。
少しだけ中途半端な場所で留めておくことができれば便利かと。
「ひとり飯」など、おひとりで行動する人が増えているからでしょうか、
ラウンジにもちゃんとひとり用の座席が用意されています。
レストランも同様で、一人旅にはありがたい配慮だと言えます。
豪華な海外クルーズ船ではありませんが、船旅の楽しみはやっぱり食事。
フルパックでは3食の食事がセットされているのでなおさらです。
乗船券だけのお客さんも朝・昼・晩と別料金でバイキングを利用できます。
ランチバイキング
ランチはカレーやパスタがメインです。
ディナー
夕食はステーキや寿司がメイン
また食事はレストランにでなくても、
軽食コーナ「スタンドヨットクラブ」でも
リーズナブルに摂ることができるのでお好みの方を。
もっと出費を抑えたければ、カップラーメン持参組もチラホラ。
ちゃんと給湯室もあるので対応は可能です。
今夜は年越しそばもメニューに用意されるようです。
大浴場も清潔感があります。
夕方と朝寝起きにしっかりとジャグジーバスを楽しみました。
浴室にはボディソープとリンスインシャンプーが備え付けられています。
なお、脱衣所には100円を入れ、解錠時に戻るコインロッカーがあり、貴重品も安心。
※ 出航前はお客さんがまばらでゆったりと入ることができます。
ヘアドライヤーも備え付けがあります。
【ディナーショー】
太平洋フェリーの楽しみの一つ。
後尾のラウンジで行われる夕食後20時からのディナーショー、
プロの演奏家などの演奏やトークなどにより
長旅のひと時を楽しませてくれます。
くつろぎのひととき
また、昼間も午後のひとときにピアノリサイタルなどを楽しむことができます。
【僚船とのすれ違い】
仙台~名古屋間では14時45分ころに、
僚船(同じ太平洋フェリーのフェリー)とすれ違うシーンが楽しめます。
事前に、船内アナウンスで案内があるので注意をしていれば見ることができます。
ご存知の方も多いと思いますが船は右側通行、次第に近づいてくる白い船体。
すれ違いざまに汽笛を互いに鳴らします。
何回体験してもいいものです。
昔は操舵室の見学ができ、操舵室ですれ違う様子を堪能できましたが、
今は船内やデッキからの見学です。
平成20年11月22日撮影(操舵室での見学)
【洋上での日の出】
やはり船旅の醍醐味は洋上の日の出を見ること。
日の出前の東の空はすでに白々と明るくなっていて
その瞬間は一点輝かしい光が立ち上がり
その後、陽光が加速度的に強くなっていきます。
太陽の朱色の形が判別できる時間はごくわずか、貴重な時間です。
仙台〜名古屋間に関して言えば、
船は太平洋沿岸に沿って航行するので結構な割合で携帯電話の電波を拾ってくれます。
しかし、電波は弱まるので地上と同じ品質でのネット環境を期待しないほうがいいと思います。急を要するときは電話を。
参考
「きそ」ではソフトバンクと共同で、衛星を活用した船内wifiの実証実験を行っています。
28.12.13加筆
現在では「太平洋フェリーwifi」の運用により、
有料(980円)ではありますが就航中のwifi環境は確保されています。
船旅は、気軽に体験できる非日常の世界、
ノートパソコンを持ち込んで画面に向かっている方も結構いらっしゃいました。
本の好きな方は未読の書を共に、
いかがでしょうか?
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コメント
新年明けましておめでとう御座います。
本年も引き続き宜しくお願いします。
あけましておめでとうございます。
良い一年になりますように
今年もどうぞよろしくお願いいたします
春あたりに北海道から仙台へ行きたいと思っていろいろ調べた中で
太平洋フェリーも候補にあがっていました。
船内の様子などとても参考になりました♪
ありがとうございます!
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
素敵な一年になりますように….
いいですネ お正月に船旅ですか…
自分は、年末に、あすかを眺めてきただけです
あけましておめでとうございます(^.^)
フェリー旅で年越しなんて、楽しいですね♪
明けましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になり感謝しております。 今年も宜しくお願い致します。
皆様おめでとうございます。
今年も皆様方の楽しいブログを参考に
頑張って更新してまいりたいと思います。
あけましておめでとうございます
フェリーの旅、私もしたいです。
今年もよろしくお願いいたします。