天智天皇陵から琵琶湖疎水（京都市山科区）

2012/9/29 2017/1/2 スポット, 京都府

天智天皇陵

中大兄王子のちの天智天皇による蘇我入鹿の暗殺
歴史で習った大化の改新。
第35代の天皇で即位が668年
遥か飛鳥時代の出来事。

秋の田の　かりほの庵の苫をあらみ　わが衣手は露にぬれつつ

万葉集にも有名な歌を遺した歌人でもあります。その天智天皇の御陵に足を運んで見ました。

京都市営地下鉄南北線の烏丸御池から5駅の御陵駅が最寄り駅（地下鉄路線図（PDF））
「ごりょうえき」かと思っていたら「みささぎえき」と呼ぶそうで
何となく厳かな感じがします。
暗殺説など諸説あるようですが知るよすがもありません。
入口は三条通りに面しています。

日本で最初の水時計で民に時を知らせた故事から日時計があります。

御陵に向かって一直線に参詣路が伸びています。

ここからは犬はお断り


御陵の前に来ました。三条通りから１０分ぐらいは歩いたでしょうか。

天智天皇山科稜と記されています

宮内庁の管理事務所があります

町の中にひっそりと佇む御陵でした。

琵琶湖疏水

御陵からほど近く、「びわこ疏水」の看板がありました。
御陵の脇を登っていきます。

登り切ったところに大きな流れがありました。

琵琶湖疏水
遷都で活力を失った京都を産業面で活性化させようと当時の府知事の主導で開鑿されたもので
明治18年に着工、23年に完成しました。
現在でも飲料水や発電、農業用水など多方面で活躍しています。