坂元のくろず 壺畑(鹿児島県・霧島市)

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「壺畑」・・・雑誌などでたまに紹介される一面に並んだ壺の畑
一度見たくて尋ねてみました。
福山町は江戸時代の後期から壺を使った米酢の醸造が始まり
今でも今日行く坂元醸造の他に何軒かの醸造元があります。
南向きに面した地形とお酢の醸造に適した温暖な気温、
そして良質な地下水がお酢の生産地を作り上げました。

国道220号線から山側に入ったところ、
大きな看板が目印です。
国道の看板

鉄道公園

鉄道公園 くろずの壺畑
目的地に向かう途中でもくろずの壺畑が点在しています。
ここ福山には1987年に廃業となった大隈線の沿線の町で
福山駅舎跡は「鉄道公園」として子供たちの遊びの場になっていてここからも壺畑を眺めることができます。

くろず情報館

コロナの感染防止対策で建物の入口には職員の方がいて
手指の消毒と体調チェックを行います。
またレストラン利用時にはどこの県から来たかを申告して下さいと言われました。
しっかりと対策がされていて安心します。

情報館のある建物では坂元のくろずの製造過程をビデオで学ぶことができます。
坂元のくろずは江戸時代からの製法を今もそのまま受け継いでおり、
原料は米麹と米(蒸米)、そして地下水だけというピュアな製法を守っています。
「発酵」という生き物を相手にしたものづくりのため
様々な出来具合になるようで「上出来」の壺の蓋には職人さんが目印に「石」を置きます。
こうしたことで後進にも技術の承継が行われています。

くろずの製法
くろずの製法 くろずの説明
坂元のくろずの歴史
くろずの歴史
くろずをめぐる様々な研究
くろずに関する研究 くろずに関する研究

ショップも併設されていてくろずだけではなく、くろずを使ったドレッシングやピクルスなど様々な商品を求めることができます。

ショップの様子
ショップ ショップ

一面の壺畑

くろずレストランの入り口の脇に建物の正面に回り込める通路があり
ここから一面の壺畑を眺めることができます。
さすが雑誌に取り上げられるだけのことがあります。絶景です!
午前中は曇っていた桜島も全景が眺められるほどお天気が回復しました。
壺畑と桜島
食事中の皆さんの視界を遮ることになりますが失礼
レストランと壺畑

くろずレストラン

くろずを使った様々な料理を味わうことができます。
入り口で言われたように名前と県名そして連絡先を紙に記入して店内に入るようにします。
一面に広がるくろずの壺畑と遠くに見える桜島を眺めながらランチをいただきました。

メニューを紹介します

メニュー メニュー メニュー
ランチセット 麺と点心
メニュー メニュー メニュー
デザート ドリンク 月替わりメニュー

特製ランチ(1,500円)を頂きます。食前酒ならぬ「食前酢」から頂きデザートの杏仁豆腐まで一品一品が丁寧に作られておいしかったです。

食前酢とメニュー
今日のメニュー
ランチセット 卵スープ
しゅうまい 杏仁豆腐
こんなロケーションでの食事です
レストランの店内

くろずが上手に使われている料理を堪能しました。
支払いはクレジットカードやPeypeyが可能です。

最後に

鹿児島の観光はどうしても市内とフェリーで桜島にわたるコースがメインと
なりがちです。そのためレンタカーで桜島を一周するコースの途中に設定しました。
今回は雑誌で見た壺畑の絶景を一度見たくて訪れましたがその価値は十分にありました。
くろずの歴史や健康やメタボリックなどの現代病にも効果があるくろずの効能を理解することができました。
看板

くろず情報館・レストランのHP

くろずの歴史や製法はこちら

スポット名:坂元のくろず 壺畑
住所:鹿児島県霧島市福山町福山3075
電話番号:0995-54-7200
営業時間:9:00~17:00(レストラン 10:00~17:00(LO 16:00))

鹿児島県霧島市福山町福山3075

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福島県在住 年齢:50台 男性 子どもは手が離れ夫婦で気軽に生活 職業:勤め人 趣味:旅(車中泊)、食べ歩き、多頭飼いの猫(5頭)