夏休みを利用して北タイに行ってきました。
タイ国鉄の寝台特急に初めて乗車、食堂車も連結した本格仕様で
乗り心地も最高でありました。
チケットの予約方法から車内の様子をまとめてみました。
チケット購入
今回の寝台特急のチケットは予め日本国内でタイ国鉄のサイトから予約をしていました。夏休み期間中ということもありやはり人気で出発の直前には満席となっていました。
会員登録
予約には予め会員登録(無料)が必要で、パスポート番号等を登録します。
座席指定
チケットはメールで送られてくるチケットを印刷して持参するだけで、窓口での乗車券との交換も不要です。面白かったのは車内改札の際にこのプリントしたチケットにハサミを入れたこと。
チェンマイ駅の様子
バンコク行きの寝台特急は
18時が発車時刻、駆け足のチェンマイ観光を早めに切り上げ16時頃にチェンマイ駅に戻ります。出発2時間前ですが列車は4番ホームに入線していました。
荷物預り所の荷物を受け取ります。
ドアも開いていて32度の熱気の中で過ごすよりも快適だと思います。
昔の日本のブルートレインのように食堂車が連結されています。
出発後、食堂車のおばちゃんが座席まで注文取りに来てくれるので自席で車窓を眺めながら運ばれてくるタイ料理をいただくのも良いものです。
※お酒禁止
タイ国鉄は最近になり列車内での飲酒を禁止したため、せっかくの夜行寝台なのに酒抜きで過ごさなくてはなりません。大の酒好きである自分にはこの修行は耐えられません。そこでチェンマイ駅のセブンイレブンに行き象印のビールを買って駅前のベンチで飲み干します。
暑い中、駆け足の観光でしたがこの一杯で癒されました。(汗も出ました)
ブルートレインの第2の人生
この列車にはちょうど1時間前の17:00発のバンコク行きがあります。
連結されている寝台列車はメイドインジャパン。…といっても新品ではなく第2の人生を過ごしているブルートレインでした。お疲れ様です。
この列車は時間ちょうどの17時に一足早くバンコクに向かっていきました。
車内の様子
自分が乗る列車は先の列車に比べると大分新しめです。
空調は当然ながら客車間のドアがタッチ式の自動ドアで、列車の運行状況を知らせるパネルもありタイ国鉄にしては行き届いたサービスです。(残念なのは違った情報が表示されていたこと)このパネルには客車のトイレの使用状況も表示されておりこれはいいと思います。
トイレや洗面所もとても清潔で使い勝手がいいです。ただし水は飲むことはできません。
乗客の殆どが外国人で特に白人の数が多いような感じがします。
中国人の家族なども見かけました。今回は2等の寝台でも乗車券は971バーツ(3,462円)、LCCがチェンマイ〜ドンムワンが3,000円くらいなのでタイの方はLCCを使うのが主流なのでしょう。
出発
定刻の18:00になり列車がガタンと動き出すのを待っていましたが、
なかなか動き出しません。
前の列車が定刻だったので日本感覚になっていましたがやはりここはタイ。
5分経っても10分経っても、車内放送もないので何が起きているのか乗客にはわかりません。しかし、本数の少ない線でありあまり気にする必要はないのかも知れません。この間に切符の確認に車掌と警察官が巡回、プリントアウトしたチケットにハサミを入れます。
パスポートのチェックはありませんでした。
18:30にようやく出発。出発後の車内アナウンスはありません。車掌さんがやってきて座席を寝台に展開していきます。テキパキとした動きは流石であります。
明日の朝は5:30に座席に戻すとのことです。
今回は下段寝台が一杯だった為上段寝台になりましたがこの列車はすぐ日が暮れてしまうので車窓は眺めることができません。
肌がけはクリーニングがかけられ清潔。
ただし薄めなので冷房が強いので人によっては寒く感じるかも知れません。
枕元にはLEDライトとコンセントがあります。
変換プラグがなくてもスマホの充電ができました。
食堂車で夕食
フルセットディナー | おすすめメニュー | 前菜とフルセット | 右は朝食メニュー |
ドリンクメニュー | ドリンクメニュー |
チキンカレーをいただきます。オレンジジュースとお菓子(これがしっとりタイプでうまかった)がついて150バーツなのでお手頃かと。
寝心地良好
気になる寝台の寝心地は…
はっきり言って
快適でした。
深夜は結構なスピードで走行しますが、列車の揺れは不思議なもので体に馴染んでぐっすりと眠ることが出来ました。
車内の照明は落とさずに運行されますので明かりの気になる方はアイマスクを用意した方がいいかもしれません。
終着ファラーポーン駅到着
4時を回ったあたりから皆さん起き出します。
液晶サインのお陰で洗面所も円滑に利用できました。
5:15アユタヤ着、定刻が4:59発なので昨日の遅れを引きずっています。
途中のドンムワンやバンスーなどで地元の方が結構おります。
定刻から30分くらい遅れてバンコクのフアランポーン駅に到着。
まとめ
◆チケットはタイ国鉄サイトで簡単予約
◆充実の車内設備、日本ではほとんど無くなった食堂車が健在。
◆車内は深夜も点灯されているので明かりが気になる方はアイマスクを、また冷房が効いているので人によっては寒さ対策も。
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