昨年のNHKの朝ドラの「まんぷく」は日本で初めてカップヌードルを発明した夫婦の物語でしたが、そのモデルでえる日清カップ食品の創業者である安藤百福の記念館が池田市にあります。記念館の名称は「安藤百福記念館」、別名カップヌードルミュージアム。
世界初のインスタントラーメンであるチキンラーメンを開発した研究小屋が忠実に再現されていたり、現在のカップヌードル製法にたどり着くまでの様々な苦労の様子を伺い知ることができます。

行き方

大阪梅田駅から阪急電車の宝塚線に乗り池田駅で降ります。
宝塚方面に向かって左側の出口から5分も歩かないくらい住宅街の中、裁判所の隣です。

台座はカップヌードル

手にはチキンラーメン

チキンラーメンの誕生

チキンラーメンの研究小屋

安藤百福とインスタントラーメン物語

インスタントラーメン開発の過程が模型を使いわかりやすく説明されています。

数々の工夫がわかりやすく説明されています。

宇宙食にも使われていました。

阪神淡路大震災ではカップラーメンで多くの命が救われた

インスタントラーメン・トンネル

これまで市販されたインスタント麺やカップ麺のパッケージも展示されていて、懐かしい友達に会ったような気になります。

「学生の頃食べたなー」

無地のカップに絵を描いたり、
独自のトッピングで自分だけのカップヌードルを作るマイカップファクトリーも人気です。

麺の生地からカップヌードルを作ります。ちゃんとインストラクターが付いています。

安藤百福の軌跡

ミュージアムの2階には「安藤百福の軌跡」として母校、立命館大学との関わりや愛好していたゴルフバッグ、叙勲など各種授賞の軌跡が展示されています。

このほかエントランスの隣には売店がありここだけのお土産も

チキンラーメンの女房安藤仁子展

訪れた日は現在発売されている定番商品を味わうことができるカップヌードルのテイスティングルームで特別企画展「チキンラーメンの女房安藤仁子展」が展示されていました。この企画展は2020年1月13日まで展示されています。

彼女が綴った手帳の最終頁、感動的です。

「主人が命かけた日清が成功した」

普段何気なく口にするカップヌードルですが、誕生までの様々な苦心と工夫が身をもって体験できます。日本だけでなく、世界を見据えて開発したカップラーメンの歴史を勉強できる有意義な施設でありました。

池田駅の売店でも販売されている

訪問日：令和元年９月２７日

カップヌードルミュージアムのHP

スポット：カップヌードルミュージアム（安藤百福発明記念館）
住所：大阪府池田市満寿美町8-25（阪急宝塚線池田駅から5分）
電話番号：072-752-3484
駐車場：普通車：23台（有料：60分毎に300円）
開館時間：9：30〜16：30（入館は15：30まで）
休館日：火曜日、年末年始

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