嵯峨野の落柿舎。
深まる秋に枝に残った熟柿。
そんな光景を想像します。素敵な名前です。
芭蕉の弟子の向井去来の草庵でもあります。
落柿舎の謂れは
庭の柿の木40本分の柿が一夜のうちに落ちてしまったことからきています。
園内には今も数多くの柿の木があります。
静かな空間に鹿威しが時折なります。
俳人や文人たちの句碑が点在します
蓑と笠が掛けてあれば在宅のしるしです
落柿舎制札
管理されている方の説明でわかったのですが
落柿舎り壁は「ほたる壁」と言って壁の材料の中に金属粉が混ざっており
錆が浮き出て丁度ホタルが光っているように見えるとのこと。
このようなことは言われてみないとわからないものです。
なるほど「ほたる壁」
また地下水のくみ上げで地盤が沈下しているようで柱も強度を上げているようです。
間もなく迎える秋
邸内の柿が色づき始めています。
落柿舎全景
向井去来のお墓が落柿舎の近くにありました。
あだしの念仏寺のほうに向かう途中の右手です。
「去来先生墳」とあります
施設名:落柿舎(らくししゃ)
住所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20
電話番号:075-881-1953
入園料:200円
開園時間:9時~17時(1・2月は10時~16時)
京都府京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20
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福島県在住
年齢:50台 男性 子どもは手が離れ夫婦で気軽に生活
職業:勤め人
趣味:旅(車中泊)、食べ歩き、多頭飼いの猫(5頭)
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