坩たてまつり(福島県下郷町)

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ゴールデンウィーク前から下郷町の国道121号線に
「坩たてまつり」という怪しげな看板が立っています。
5月5日に開催のようです。
あまり聞いたことがないお祭りなので知人に聞いてみると、
坩たて(つぼたて)とは、子どもの体内から「疳(かん)の虫」(夜泣き、かんしゃく、ひきつけなど)を取り除き、子ども健やかな発育と輝かしい将来を祈祷するようです。
道路沿いの看板
坩たてまつりのチラシです
坩たてまつりのポスター
成岡は下郷町の戸赤、昭和村に通じる県道131号線に入り
会津鉄道の踏切を渡ってすぐの集落です。
祭日当日は赤い昇り旗がたくさん立てられ華やかさを演出します。

薬師堂です

寺院
地元の物産を販売しています
農着や雑貨

久しぶりの再会に会話が弾みます

祭りの準備をする人々

こんな大きくなったんだ!!

会津民俗館の伝承証

会津民俗館から認証されています

世話役のお年寄りが子どものお土産のお菓子を準備しています
祭りの準備をする人々

御祈祷の流れは
小さな子どもを連れたお父さんお母さんが
記帳所で受け付けを済ませ
本殿に上がり「坩たて」の祈祷を受けます。
坩たてまつり
ご住職が子供の手のひらに筆で墨をつけ祈祷します
そうすると指先から煙のようなものが出て疳の虫を取り除けるらしいです。
子どもの手のひらに筆で文字を書く
最後にお祈り
坩たてまつり

なにか怖いことをされると思ったのでしょう。泣き出す子どももいました。
子どもたちも意味がわからず
山伏の格好をしたお坊さんから手に文字を書かれるので
怖い気分になるのでしょうね。
でも最後にお札とご褒美のお菓子がもらえます。
一年に一度の大般若経ご開帳も執り行っています。
経典の虫干しのような意味があるようです。
経文の虫干し 経文の虫干し

これまたずいぶん古いポスターが
会津鉄道開業は確か1987年 25年以上昔!!
住職も若かった。
昔のポスター

施設名:成岡 大善院 坩たてまつり
住所:福島県南会津郡下郷町大字栄富字屋敷

37.259641, 139.863265

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福島県在住 年齢:50台 男性 子どもは手が離れ夫婦で気軽に生活 職業:勤め人 趣味:旅(車中泊)、食べ歩き、多頭飼いの猫(5頭)