高崎は達磨の町、市内には達磨をお祀りすする達磨寺があります。四季折々の花や紅葉が美しく境内に納められたたくさんの達磨が見事。境内にある洗心亭やドイツ人の建築家ブルーノ・タウトが故郷を想い歩いた「思惟の径」など隠れた見どころが素晴らしかったです。
訪問日 平成28年11月27日(日)
本日訪問した小林山達磨寺(しょうりんざんだるまじ)は高崎市内からバスで行こうとすると平日に比べて土日の運行本数があまりないことから不便です。広域の地図を見てみるとJR信越線の駅から近いことから電車を使って訪問しました。(suica利用で195円)
高崎から2つ目の群馬八幡駅、ここから徒歩で15分程度の道のり、
碓氷川を渡ると間も無く小林山達磨寺(しょうりんざんだるまじ)です。
入り口にあたる総門から鐘楼までは150を超える結構な段数の石段があります。
足の不自由な方やお年寄りは
車で頂上まで行くルートがあります。
左の写真が頂上部の駐車場です。
結構な駐車スペースがあります。
霊符堂
一般のお寺の本堂に当たる霊符堂にはお願いを叶え両目の入ったたくさんの達磨が奉納されています。お正月の七草大祭にお焚き上げをされてねんごろに供養されるとのことでした。
赤い達磨以外にオリジナルの達磨もいます。
なんか見たことのある色だと思ったらヤマト運輸でした。
境内の紅葉はもう終わりですが銀杏の黄色ときれいに映えます。
霊符堂のお隣にある「達磨堂」には個人のだるまコレクションが寄贈された多くのだるまが展示されています。(写真撮影禁止)
洗心亭とブルーノ・タウト
この達磨寺には昭和初期にドイツの建築家であるブルーノ・タウトが祖国を追われて54歳となる昭和9年8月から2年3ヶ月の間エリカ夫人とともに住んだところで、その間、水難にあった方々に救いの手を差し伸べるなど地域に溶け込み、死後はこの地に埋葬してもらいたいと考えていたようです。こうしたことからこの住まいは「洗心亭」として今なお大切に保存されています。(洗心亭の中には入ることはできませんが建物の周りは歩くことができます)
6畳と4畳半の狭く小さな日本家屋に住み、毎日数時間このお寺の境内を散策し、祖国のことなどを思惟する日々の思いはいかほどだったでしょう。
施設名:小林山達磨寺
住所:群馬県高崎市鼻高町296
電話番号:027-322-8800
参拝時間:HPには「ご参拝については、門は閉門しませんので、いつでもお越しください。寺務所お札場はAM9:00~PM5:00までとなっております。」
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