長野市といえば代表的なスポットは善光寺ですが
何回か来ているような方にとっては、もう一味欲しいところです。
門前町ならではの多くのスポットがあります。
今回ご紹介する善光寺七福神巡りを通じて改めて善行寺界隈の魅力を再認識しました。
目次
準備
まずは色紙を求めます(色紙500円、たとう(色紙を収める厚紙)300円の計800円)
色紙は下記ポイントで入手できます。一番から順にという方は駅か西光寺さんがいいです。
・駅の観光情報センター
・西光寺
・西宮神社
・世尊院釈迦堂
その後に各寺社でお参りの後に100円の御朱印代を収める仕組み。
七福神ではありませんが番外の善光寺御朱印は200円、
合計1,700円プラスお賽銭が必要です。
細かいお金を準備しておくことをお勧めします。
一番 寿老人(西光寺)
最初は西光寺の寿老人(じゅろうじん)。
西光寺は宗教画を解りやすく語る「絵解きの寺」として有名です。
寿老人は、長寿を象徴した神様で、老子が天に昇って仙人になったとも伝えられる。
二番 大黒天(大国主神社)
次の大黒天のある大国主神社は善光寺の参道を西にはずれた
長野中央郵便局のお隣、大黒様は本殿の中にいらっしゃるようです。
穴から覗くと大黒様が鎮座しています
大黒天は、三宝を守り、戦闘を司ったインドの神様。農産、福徳の神様と崇められている。
三番 福禄寿(秋葉神社)
三番の福禄寿は秋葉神社境内にあります。
神社は十念寺というお寺さんと同じ敷地にあります。
参道に面している薬局の脇にお寺に通じる道があります。
スタンプは十念寺の本堂前にありますが、福禄寿と御朱印代は秋葉神社にあります。
福禄寿は、幸福、財産、長寿を授ける神様。秋葉神社は、火伏せの神の三尺坊という天狗の神様を奉っており、この三尺坊も幸福、財産、長寿を授けることから福禄寿の化身とされている。
四番 弁財天(往生院)
弁財天は権堂アーケード通りに入ってすぐ左手にある往生院というお寺さんに、
参道からアーケード街を眺めたところ。
奥が往生院です。
こちらには黒のスタンプ台が置いてあるため
弁財天の赤の御朱印スタンプが黒インクで汚れていることがあります。
その場合は6番か7番の有人の御朱印所で押印してくれます。
弁才天は、七福神の中で唯一女性の神様で、琵琶を弾く姿から芸能の神としても信仰されている、ここ権堂という土地柄もあり、多くの芸妓から信仰を集めていた。
五番 布袋(御本陣藤屋)
五番の布袋様はなぜか寺社ではない老舗旅館藤屋本陣にあります。
誰もが目を引く重厚な作りです。
布袋様はこの旅館の入り口にありました。
布袋様は、中国に実在したお坊さんで、いつも大きな袋を背負っていたので、その名で呼ばれた。ふくよかで円満な姿から福の神として信仰されている。ここの布袋像は、かつての善光寺宿の御本陣である藤屋で奉られている。
六番 恵比寿(西宮神社)
藤屋を過ぎて次の信号、これから宿坊が続く十字路を右に曲がりしばらく歩きます。
正面に西宮神社が、こちらに恵比寿様がいらっしゃいます。
こちらでは社務所の方に御朱印代をお支払いし押印していただきます。
境内に大きな恵比寿様が
本堂には木造の恵比寿様もいらっしゃいます。
恵比寿様は、漁業の神様だが、商いの神様として信仰されている。七福神の中で、唯一日本の神様。兵庫県西宮市の西宮神社が総本社で、こちらのお宮も西宮神社と名乗っている。
七番 毘沙門天(善光寺世尊院釈迦堂)
最後の毘沙門天は仁王門をくぐった先の右側、
世尊院釈迦堂の中に安置されています。
毘沙門天さまは御本尊の涅槃釈迦如来像の脇にいらっしゃりますが
御開帳日が限られているため、今回はお写真しか拝めませんでした。
こちらでも本堂の中の方に御朱印代をお支払いし押印していただきます。
毘沙門天は、仏法を守る四天王の一人で多聞天とも呼ばれる。北の方角を守る戦の神様だが、福の神としても信仰されている。
番外
最後に善光寺本堂
善光寺といえども七福神巡りでは番外扱いです。
本堂手前の御朱印所で200円で押印いただき
七福神巡りの完成です。
各番所の概要をご紹介しましたが、お天気のいい日など善光寺の参道を少し脱線しながら七福神を巡ると新たな発見があるかもしれません。
◆各番所で100円の御朱印代とお賽銭が必要になるので小銭の準備がお忘れないように。
◆きれいに押印するには朱肉の持参がベスト。
◆所要時間は2時間程度、運動靴か気候に合った服装を準備。
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