うまくて安い、昭和の居酒屋「かとりや」で焼き鳥と熱燗(川崎市溝ノ口)

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川崎の溝ノ口に昭和の雰囲気がそのまま残る立ち飲みもできる焼き鳥「かとりや」にいってきました。1本100円の炭で焼く本格焼き鳥と熱燗のコラボ、
B級グルメの王道を体験しました。

まだ昭和の頃、川崎市の南武線と東急田園都市線の交差する場所に古いアーケード街がありました。お店の種類は雑多で乾物店や食料品店、洋品店など生活全般に事欠かない内容であったと記憶しています。

アーケード街の外れには
いつももうもうと煙を上げる焼き鳥屋があり
仕事帰りの大人たちで賑わっていて自分にとっては異空間でした。

このアーケード街は戦後の闇市が発祥とのことで
市の水路の上に不法に占拠された状態が長年続いていたとのことでした。
平成19年に火災でそのほとんどが消失してしまいましたが、
その一部が被災をまぬがれたとのことでした。

駅前から商店街に向かう

溝口駅から商店街に通じる道

現在も往時の趣が少なからず残っています。

商店街の入り口(駅方面から)

面影残る商店街の入り口

長じてお酒の味を覚えだいぶ年をとっていつかいってみたいと思っていましたがようやくその機会に恵まれました。焼き鳥屋のうちの一件「かとりや」は溝ノ口西口商店街の外れの方にある数件の立ち飲み屋の中にあります。
商店街

準備中の張り紙

少し早い時間に行ったら準備中

お店は路面に面した方が「立ち飲み」
中に入ると「カウンター席」となっています。立ち飲みの方は常連さんらしき人でスペースがなかったため中のカウンターの一角に座りました。
立のみ
店内の様子

座るとすぐお兄さんが小皿に入ったキャベツの塩もみのあてを出してくれます。
メニューは至ってシンプル。
メニュー

この時期なので熱燗(310円)を注文、予め常温として酒を満たしていた徳利を湯煎します。電子レンジではないためお酒の温みが均一で美味しく味わえます。
お通しのキャベツとお酒

続けて焼き鳥を注文、注文の単位は5本以上です。
焼けた焼き鳥を
辛子とニンニク味噌、七味唐辛子をぬたぐりながら食べると最高です。
焼き鳥

続いて厚揚げ、厚あげは大量のネギと
生姜が乗っていて醤油とともに熱々を頂きます。
厚揚げ

厚揚げ

酒がすすみます。最後はつくね。これも軟骨のコリコリした食感がいいですね。
つくね

店内の様子

ひとり飲みでもテレビを肴に

昭和の雰囲気が色濃く残るアーケード街とお店は
是非このままの姿で続いてもらいたいと強く思いました。

職場の近くにあれば毎日でも通ってしまいたくなるような「かとりや」さんでした。

店名:かとりや
住所:神奈川県川崎市高津区溝口2-7-13
電話番号:044-822-8802
営業時間:17:00〜23:00
定休日:日曜・祝日

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福島県在住 年齢:50台 男性 子どもは手が離れ夫婦で気軽に生活 職業:勤め人 趣味:旅(車中泊)、食べ歩き、多頭飼いの猫(5頭)